ALL IS WELL
久しぶりのこのインド映画を観た。
前回の3時間より短く感じたように思う。
そして、前回は主人公ランチョーのインパクトが強かったけれど、今回は親友2人の方が印象に残る。
つい、弱さ爆発。
何かのせいにしたくなる。
他人を見て羨ましく思ったり、自分なんてと思ったり。
すぐに行動に移せないでいる。
とにかく行動することが大切!が叫ばれるのは日本だけじゃない。
そして、動けないでいながらどうしたらいいか決められないで足踏みしているのは、自分だけじゃない。
競争に勝てと促され、望まぬ多くのことに尽力する。尽きる頃には、望むことが見えなくなっている。
日本の日々のニュースとか、バラエティでもそうだけれど、日本の問題に目を向け、不安を煽るものが多い。
それを見ては落ち込み、世間はこうなのかと、まるでそれが全てなのかと思い込み、できない自分にダメ出しする。
目を向けるは、そこじゃないのに。
自分の本音だ、正直な気持ち。
周りがどうとか、人はできてるからとか、本当にもう一回離れよう。うん。
無理やり前向きになる必要はないと思う。
私はずっとそうしなければと舵を切ってきたけれど、向きたくない時は向きたくないし、無理やり任せたところで心はついていっていない。
やりたいことやれよ
好きなことしろよ
ランチョーが大切にしていることだ。
弱さと不安に押しつぶされそうな、親友2人の気持ちが自分に近くて、救われて欲しくて、今回は2人に焦点を当てて観てた。
本にせよ、映画にせよ、
受け取るタイミングで見え方が変わるのはとても魅力的だと思っている。
全て自分で決めていいのだ。
決めるのだ。
ALL IS WELL